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埼玉医科大学総合医療センター放射線科
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放射線腫瘍科

教授挨拶

放射線科医をめざす学生、同僚医師の皆さんへ

本田憲業教授

埼玉医科大学総合医療センター
放射線科のホームページへようこそ!

 

 


埼玉医科大学教授
埼玉医科大学総合医療センター放射線腫瘍科 
髙橋健夫(たかはし たけお)

 放射線治療はがん診療の3本柱の1つとして外科手術療法、化学療法とならび重要な役割を果たしています。現在、がんは死因の第一位であり、高齢化社会においてがん対策は重要な課題となっています。放射線治療機器はここ数年で目を見張る進歩があり、病変局所に放射線を集中させ治療する定位放射線照射や、腫瘍の形状に合わせ正常組織への線量を抑えた照射が可能な、強度変調放射線治療(IMRT)などの高精度放射線治療が普及しはじめています。これらにより放射線治療はからだにやさしく、高い局所効果が期待できる治療となってきています。
 当院は川越市という埼玉県のほぼ中央に位置し、病床数916床の埼玉県内最大規模の拠点病院であり、5事業5疾病すべてに対応できる総合型の大学病院です。がん診療に関しては地域がん診療拠点病院として埼玉県のがん医療の中核を担っています。新患放射線治療患者数は年々増加しており、2012年は800名にせまる件数となっています。通常分割照射はもとより高精度放射線治療(定位放射線治療、IMRT)や小線源治療から緩和的放射線治療まで、幅広い疾患に対応した治療をおこなっています。
 国内における放射線治療医(腫瘍医)は放射線治療の普及と高精度化に加え、治療患者数の増加が著しいことから、需要が急増しています。現在、放射線治療専門医は国内に900人程であり、治療機器とほぼ同数程度の専門家しかいない状況で、放射線治療医の育成が急務となっています。
 当科では臨床腫瘍学、放射線腫瘍学をベースにした放射線治療の習得をめざし、診療・教育・研究にあたっています。医局は放射線腫瘍科と画像診断科・核医学科で一つの形態で運営しており、雰囲気はアットフォームで画像診断部門ともとても仲が良く、勉強や仕事にと充実した日々を送ってもらう環境づくりに力をいれています。また他の診療科と共同で診療や研究を進めており、その関係はとても良好で多くのカンファレンスを通じて勉強しやすい環境が整っています。放射線治療は近年とても注目されており、わが国のがん治療において重要な役割を担っていますが、欧米ではがん患者の60%程度が放射線治療を受けており、放射線治療医のステータスはとても高いものとなっています。わが国においてもその比率は上昇しており、今後さらに発展していく領域です。また川越を含む埼玉県中南部は人口が多く高齢者の増加地区であり、がん患者は増加し続けています。このような背景のもと、当院はがん治療を学ぶ上で十分な臨床研修体制を整えています。教育においては専門医の取得はもちろんですが、本学が文部科学省のがんプロフェッショナル養成プランに加わっていることから、大学院の進学にも積極的に対応しています(社会人大学院にはいることも可能です)。研究は画像診断科や他の診療科と共同で、さまざまなテーマに取り組んでいます。緩和ケアチームや化学療法部門との交流も盛んです。

 多くの若い人達が放射線治療に興味を持ち、ぜひとも埼玉医科大学総合医療センター放射線腫瘍科の門をたたいてくれることを期待しています。

 

髙橋健夫プロフィール
神奈川県鎌倉市生まれ、神奈川県立湘南高校を卒業後、
1988年 群馬大学医学部卒業。医学博士
日本医学放射線学会放射線治療専門医、日本放射線腫瘍学会認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本核医学会PET核医学認定医
趣味:ワイン(ブルゴーニュ好き)、演劇・音楽鑑賞、スポーツ観戦、将棋、旅行